【日付】 2008-9-9

【相談者】50代 男性

【相談内容】

4社に300万円ほどの借金があり、大手のクレジット会社のような名前から来たDM を見て、一本化の電話をした。折り返し相手から電話があり、信用を見るために他社から50万円を借りてそのままエクスパックで送るよう言われたが宛先はDMとは違うところだった。DMの会社の社長と50万円を借りた他社とは話がついているという説明を信用したが、なかなか融資されないので電話したところ、既に電話は使われていなかった。50万円借りた会社から支払期日が過ぎていると請求の電話があり、事情を話すと詐欺にあったと言われた。この場合どう対応したらよいか

【回答】

最近は、金融口座の悪質な利用が社会問題になっています。そのため、金融機関なども水際で防ぐなどの方法を取ったり、また、振り込め詐欺救済法が施行されるなどで、事例(融資保証金詐欺)のようなエクスパックで証拠が残らないよう振り込み方法をとる業者が増えました。DMの業者と虚偽の説明をする電話とは関連がないようにしており、大変巧妙です。また、事例のように大手のクレジット会社の名前と似せて信用させるというのも常套手段です。業者との連絡がとれなくなった場合は警察に被害届けを出してください。また、多重債務の相談については当センターに問合せください。