【日付】2010-11-4

【相談者】男性 20代

【相談内容】

不在中に職場に電話があり、仕事に関することだと思い折り返しかけると、名刺交換をかねて会うことに。男性に会って私の車の中で話しをされ、先物取引や株の購入を勧められた。断ったところ、上司に連絡すると言って携帯をかけ、私はその上司から、興味がないならなぜ会った、失礼だ、裁判にすると言われた。私は電話を切り、男性を警察に連れて行った。名刺はもらっていなかったが、私に名乗った業者名と違う名前で警察に答えていた。

【回答】

商品の購入を勧める目的を隠し、他の理由をこじつけて話を聞いてほしいと会うことを約束させるアポイントメント商法。事例のように乗用車の中で消費者を長時間拘束し、強引に契約させようとする手口はかなり以前にも見られました。あやしいものや必要がないものは、事例の相談者のようにきっぱりと断ること。脅されたら警察やセンターに相談することが大切です。また、初めて会う相手を車内に入れることは避けます。万が一、帰りたいと言ったにもかかわらず解放してくれなかったため契約せざるを得なかった場合は取消しが可能です。ただし、詐欺的業者の場合はお金を預けてしまったら戻らないと考えておきましょう。