【日付】2012-7-5

【相談者】40代 女性

【相談内容】

突然、私宛に消費者金融業者から請求書が届く。「亡き親の借金60万円を払ってほしい、1週間以内に連絡してください。」とある。親は行方不明で、私と既に縁が切れており、亡くなっているのも知らなかった。それでも払わないとならないのか不安に思っている。

【回答】

センター来所時、相談者の持って来た手紙を読む。大手の消費者金融業者の名をかたり、家族に請求していると思われた。本物の大手の消費者金融業者であれば、貸金業協会の会員である。センターから協会に電話確認、また、登録のある財務局にも確認したところ、偽の請求書であることがわかった。

相談者に、今回の請求を無視し、相手に連絡しないことを助言する。裁判所から手紙が届いた時には、すぐに相談するように伝え、併せて相続放棄について情報提供した。(相続放棄すると借金の相続もない)

突然、借金の請求書が届くと驚きますが、業者に連絡する前に、冷静になって信用できるのか確認することが必要です。