5月23日(木)とかちプラザ2階・視聴覚室において、令和6年度定時総会が開催され、委任状等提出者111名を含む168名が出席しました。

開会にあたり、村上会長より「藤丸の閉店や、長崎屋などの大型スーパーの退店に伴い、買い物難民が増えていくことは、私たち消費者にとって深刻なことである。一方、日本国中では、電気料金の値上げをはじめとした、物価の高騰により家計負担が増えている。また、紅麹問題から機能性表示食品は見直す時期にきており、今後対応を注視していきたい。」と挨拶がありました。

続いて、来賓の十勝総合振興局保健環境部環境生活課長 内田朋宏様、帯広市経済部商業労働室長 三谷彩恵子様からご挨拶をいただき、議事に入りました。

議事は、栗山茂議長により進められ、事務局より令和5年度事業報告及び収支決算報告があり、全会一致で承認され、続いて、令和6年度事業計画及び収支予算について、消費者トラブルの幅広い年代への広がりや、ゼロカーボン実現やSDGs達成に向けた行動が求められる中、6年度においても「食の安全・安心と地産地消の推進」、「消費者力と地域力の向上」、「環境保全への対応」、「魅力あふれる協会づくり」の4つの重点項目を柱に事業を進めていく旨の説明があり、いずれも満場一致で承認され、総会は終了しました。

会議に先立ち、帯広警察署地域課の岡崎傑巡査長(三遊亭ろ好)による防犯落語が披露され、特殊詐欺への注意や警察への相談電話「#9110」の活用など被害防止を呼び掛けました。