0SSネットワーク警察情報

<概要>

○ 本日、帯広市内に居住する被害者(70 代女性)の自宅に、帯広市役所を名乗る男から「税金を払い戻す手続きがまだですね「期日が今日までなので、地域福祉センターに電話して下さい。」、「番号は 050-●-●です。」などと電話がありました。
○ 被害者が、教えられた番号に電話を掛けたところ、別な男から「医療費の差額分1万円余りを振り込んでおきます。」、「郵便局に行き、確認して下さい。」と言われました。
○ 被害者が郵便局に行き、ATMで残高照会するも入金されていなかったことから、上記 050 から始まる番号に架電したところ、「手続きをするので送金ボタンを押してください。」などと説明されました。
○ 携帯電話を掛けながらATMを操作する女性に不信感を抱いた郵便局員が被害者に声を掛け、電話を代わったところ、電話が切れました。

<お願い事項>

○ 上記波線(朱書き)のとおり、市役所などが電話で還付金の話しをすることはありません
○ ATMで還付金の手続きはできません
○ また、050 から始まる番号はIP電話という番号であり、詐欺の犯人がよく使う番号です
○ ATM付近で携帯電話で通話する人を見掛けた際は、積極的な声掛けや職員に知らせるようにして下さい
○ 犯人を逮捕したり、犯人の口座・電話などを止め、被害者を増やさないためには、騙されたふり作戦が有効ですので、ご協力をお願いします。

<発信>

帯広警察署生活安全課生活安全係 25-0110(内線 262)

<受信日時> 2017/01/04 18:07