6月25日(火)、16名が参加して「動く講座」を実施しました。
前日の雨は止み、曇り空での出発でしたが、新得町に着く頃にはこの時期らしい清々しい見学日和となった中、「地産地消」をテーマに、農産物の販売現場である、①JAめむろファーマーズマーケット「愛菜屋」、や北海道の畜産に関する試験研究及び技術支援を行っている、②地方独立行政法人北海道立総合研究機構 畜産試験場、地元のチーズ生産の現場として、③共働学舎新得農場の3か所を巡りました。
「愛菜屋」では、開店間もない時間だったこともあり、店頭には朝一番に畑で採れた様々な種類の新鮮な野菜が所狭しと並び、来店のお客さんと同様に参加者の皆さんの購買意欲も高いものがありました。
畜産試験場では、肉牛をはじめ豚、鶏や遺伝子、家畜感染症、飼料など様々な研究と農業技術の提供が行われており、その研究成果は私たちの毎日の食卓に提供されているとても身近なものであることを知り、参加者からは多くの質問が寄せられていました。
新得そばの舘で新得そばに舌鼓を打った後、共働学舎新得農場を訪れ、風土と環境を大切にし、自然の力を生かして製造されるナチュラルチーズの製造工程やチーズへのこだわりの話、同所で働く仲間の話など宮嶋代表の思いなどを聞くことができました。
最後に、同農場の売店「ミンタル」で乳製品の購入やソフトクリームを味わい帰路につきました。
「地産地消」をテーマに実施した今回の動く講座では、知識の吸収とともに、地元の季節の食材やチーズなどの乳製品を買い求めることができ、参加者にとっても「地産地消」を実践する充実した研修の一日となりました。