7月7日(木)、16名が参加して「動く講座」を実施しました。

暑さも和らぎ絶好の見学日和の中、「環境保全」「地産地消」をテーマに、①鹿追町環境保全センターバイオガスプラント、②瓜幕バイオガスプラント、③とかち鹿追ジオパーク・ビジターセンター、④千畳崩れ(然別風穴地帯)、⑤道の駅おとふけ なつぞらのふる里を巡りました。

平成19年から稼働している鹿追町環境保全センターのバイオガスプラントは、再生可能エネルギーの一つであるバイオガス製造・収集施設で、当初の建設目的は、乳牛ふん尿による周辺市街地への悪臭対策とのことでしたが、現在では水素燃料等の再生可能エネルギーの処理施設として、水素ステーションを備えた「しかおい水素ファーム」を併設し、脚光を浴びています。

とかち鹿追ジオパーク・ビジターセンターは、43地域が認定されている日本ジオパークの一つで、鹿追町全域をエリアとするとかち鹿追ジオパークについて、プロジェクションマッピングや展示物、実験装置などを使って紹介されており、鹿追の大地の誕生など楽しく学ぶことができました。

鹿追町市街で鹿追そばの昼食の後、千畳崩れを訪れましたが、あいにくの霧でその様子は案内板でとなりました。

道の駅おとふけ なつぞらのふる里では、農畜産物等販売所「なつぞら市場」で、十勝の農畜産物の加工品や生産者からの新鮮な野菜などが多種販売されていました。

環境保全センターとビジターセンターのどちらも係の方からは熱心で丁寧な説明をいただき、参加者にとって充実した研修の一日となりました。