7月2日(金)、11名が参加して「動く講座」を実施しました。

今回の目的地「タウシュベツ橋梁」は、昨年計画していたものが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となっていたもので、企画部の2年越しの思いが叶っての開催となりました。

当日、帯広は曇りでしたが、目的地・上士幌町糠平の手前あたりからは雲が切れて、穏やかな、研修には絶好の天気となりました。

糠平からは、NPO ひがし大雪自然ガイドセンターによる「旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー」に参加し、2台のワゴン車に分乗して、タウシュベツ橋梁や第五音更川橋梁、幌加駅跡を巡りました。

今年の糠平湖は、この時期としては例年になく早い増水で、タウシュベツ橋全体の9割以上が冠水していたものの、何とか完全水没は免れ、岸から橋の近くまで渡り、橋の本体に触れることができました。

幌加駅跡では、賑やかだったころの街の説明を受け、参加者の皆さんは周辺を散策しながら、当時の様子に思いを巡らしていました。

ツアーでは、ガイドセンターの職員の方から、旧国鉄士幌線アーチ橋梁群や糠平湖周辺の自然環境、糠平地区の歴史、産業などについて、わかりやすく丁寧な説明をいただき、とても充実した研修となりました。

上士幌町市街で昼食の後、昨年6月にオープンした「道の駅かみしほろ」を見学し、予定どおりの帰着時間で研修を終了しました。